会議のたびに録音を聞き直して議事録をまとめる作業、地味に時間を取られていませんか。特に会議や商談の件数が多いと、「あの話、どの打ち合わせで出てきたんだっけ」と過去の記録を探すだけでもひと苦労です。
この記事では、そうした悩みを解決してくれるAI議事録ツール「Notta」をおすすめします。文字起こしや自動要約はもちろん、Nottaに蓄積した会議データや資料をまとめて分析できる「Notta Brain」という機能が使える点が、他の議事録ツールと比べても特徴的です。無料プランから試せるので、まずはどんなサービスなのか、料金や機能、実際の使用感とあわせて見ていきましょう。
Nottaとは
Nottaは、Web会議はもちろん対面での打ち合わせの録音にも対応した文字起こし・議事録作成サービスです。運営元のNotta株式会社は、セキュリティ・コンプライアンス水準を示す国際認証「SOC 2 Type I」を取得しており、入力した情報をAIモデルの学習に使わない設計になっています。社内の会議情報や商談内容など、外部に漏らしたくない情報を扱ううえでも安心材料になるポイントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Notta株式会社 |
| 主な機能 | リアルタイム文字起こし、自動要約、話者識別、Notta Brain(AIエージェント機能) |
| 対応シーン | Web会議(Zoom・Teams・Google Meet連携)、対面会議の録音 |
| プラン | フリー/プレミアム/ビジネス/ビジネスPlus/エンタープライズ |
| 料金 | フリー0円、プレミアム1,980円/月〜、ビジネス4,180円/月〜、エンタープライズは要問合せ |
| 無料トライアル | クレジットカード登録不要でフリープランを利用可能 |
Nottaをおすすめする理由
1. 文字起こし・自動要約の基本機能がしっかりしている
Nottaはリアルタイムで音声をテキスト化し、話者ごとに発言を自動で分けてくれます。会議後にはAIによる自動要約も作成されるため、議事録の下書きをゼロから書く必要がありません。Zoom・Microsoft Teams・Google Meetといった主要なWeb会議ツールと連携できるほか、対面での打ち合わせもアプリで録音してそのまま文字起こしできるので、会議形式を選ばずに使えます。
2. 「Notta Brain」で過去の会議データや資料を横断的に分析できる
Nottaならではの特徴が、AIエージェント機能「Notta Brain」です。Nottaに蓄積された過去の会議データに加えて、アップロードしたPDF・Word・Excel・PowerPoint・画像などの資料もまとめて分析できます。「あの案件の決定事項、どの会議で話してたっけ」というように自然な言葉で質問すると、関連する発言や決定事項、変更点、ToDoなどを探し出して整理してくれる仕組みです。
分析結果はテキストだけでなく、スライドや画像としても出力できます。情報を探す時間、長い議事録を読み返す時間、報告資料を作る時間を減らせるため、議事録を「作って終わり」ではなく、その後の資料作成や情報共有まで含めて効率化したい人に向いています。インターネット上の情報を含めた分析にも対応しており、社内の会議記録や資料をナレッジとして活用したい企業や、新しく入ったメンバーへの情報共有を効率化したい場合にも役立ちます。
3. 無料プランからNotta Brainまで試せる
Nottaは無料プランでもNotta Brainを含めて試すことができ、クレジットカードの登録も不要です。いきなり有料契約をする前に、実際の文字起こし精度やNotta Brainの使い勝手を確認できるのは安心材料です。
料金プラン
| プラン | 月額料金 | 文字起こし時間 | Notta Brain(AIクレジット) |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 120分/月(1回3分まで) | 1,000クレジット/月(繰り越しなし) |
| プレミアム | 1,980円/月(年払い14,220円/年) | 1,800分/月 | 8,000クレジット/月 |
| ビジネス | 4,180円/月(年払い30,096円/年) | 無制限 | 8,000クレジット/アカウント/月 |
| エンタープライズ | 要問合せ | カスタム対応 | カスタム対応 |
Notta Brainのクレジットは、文字起こしデータやPDF資料を参照するChat Q&A、画像生成、スライド生成、Excel・Wordへの自動記入などの機能を使うたびに消費される仕組みです。料金や割引条件は変更される場合があるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
実際に使ってみた感想
筆者自身も、同じような概要の案件を複数抱えていたときに「これはどちらの案件の話だったか」がわからなくなった経験をきっかけに、打ち合わせを録画してNottaに議事録作成を任せるようになりました。それまでは打ち合わせをしながら並行してメモを取っていましたが、Nottaに任せることで打ち合わせ中は聞くこと・話すことに集中できるようになったのは、実際に使ってみて感じている一番のメリットです。
注意点
いいことばかりではなく、申し込み前に知っておきたい点もあります。フリープランは文字起こしが月120分・1回3分までと制限が大きく、AI要約機能も利用できません。またフリープランのNotta Brainクレジットは翌月に繰り越されず、毎月のリセット日に失効します。文字起こしとNotta Brainの両方をしっかり活用したい場合は、プレミアム以上のプランを検討する必要があるでしょう。
もう一つ、Notta Brainはあくまで「Notta内のデータと、アップロードした資料」を対象に分析する機能です。Notta以外のツールに保存された情報までは横断できないため、社内の情報がすでに複数のツールに分散している場合は、Nottaに情報を集約していく運用が前提になる点も理解しておくとよいでしょう。
こんな人におすすめ
- 会議や商談が多く、過去の議事録を探し直す時間がもったいないと感じている人
- 議事録作成だけでなく、報告書やプレゼン資料の作成まで効率化したい人
- 複数の取材音声や資料をまとめて分析したい記者・ライターの方
- 社内の会議記録や資料をナレッジとして蓄積・活用したい企業
- 新しいメンバーへの情報共有をスムーズにしたい企業
まとめ
Nottaは、文字起こし・自動要約という議事録ツールとしての基本機能に加えて、過去の会議データや資料を横断的に分析できる「Notta Brain」を備えている点が大きな強みです。議事録を作ることそのものより、「作ったあとの活用」に時間がかかっていると感じている人ほど、Notta Brainの恩恵を感じやすいでしょう。
無料プランからNotta Brainを含めて試せるので、まずは実際の会議で使ってみて、自分の働き方に合うかどうかを確認してみてください。
